明るい公務員講座

ebook

By 岡本全勝

cover image of 明るい公務員講座

Sign up to save your library

With an OverDrive account, you can save your favorite libraries for at-a-glance information about availability. Find out more about OverDrive accounts.

   Not today

Find this title in Libby, the library reading app by OverDrive.

Download Libby on the App Store Download Libby on Google Play

Search for a digital library with this title

Title found at these libraries:

Loading...
こんな時どうするか?
「席に座っていると報告、相談、来客、雑務など日常に流されて肝心の課題に計画的に取り組めない」
→1日の計は前日にあり、1週間の計は前週にあり。金曜日に来週中に何をやらなければならないかを書き出す。
「能率よく仕事が進められない」
→縦長の罫紙の左側に日にち、真ん中に関係者との作業、右にあなたがしなければならないことを書いた「工程表」をつくり、関係者で共有する。
「会議ばかりが多く、時間をとられている」
→会議は仕事場の敵だ。資料配布とメールでの意見交換で済む会議、目的が不明確な会議がたくさんある。意思決定なのか、意見交換なのか目的をはっきりする。開始時間を厳守し、終わりの時間を決めておく。
「超勤時間が多く問題になっている」
→100点満点を目指すのをやめる。80点でいい。残りの20点を取ろうとすると、80点を取るのに費やした以上の労力が必要になる。
「上司に報告文書をちゃんと読んでもらいたい」
→1枚にまとめる。項目は3つまで。人間の脳は1,2,3の次は「たくさん」。4つ以上書くと上司の頭には何も残らない。
「分かりやすい文書を書きたい」
→書いた文をいちど英語に訳してみる。主語、目的語を考えることになる。英会話能力が優れていない方が「分かりやすい文章にする」には良い。
→「適切に対処する」「整備の推進を図る」「所要の措置」「積極的に検討」「体制整備」「高度化」などが出てくるとうさんくさくなる。家族に伝わる言葉を使う。
「同僚や部下、住民に怒りたくなることがある」
→テーブルの下で指を折って10数える。それでもおさまらない時は指を折ることを繰り返す。
明るい公務員講座